中国系観光客が増加、米国以外の外国人観光客の4割に―カナダ・ブリティッシュコロンビア

Record China    2011年2月15日(火) 17時15分

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14日、カナダ華字紙・星島日報の報道によると、カナダのブリティッシュコロンビア州による最新統計結果で、同州を訪れる外国人観光客の内訳は、アジア勢が大きく伸びていることがわかった。米国以外の国別では中国人が18%を占める。写真はバンクーバー。

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2011年2月14日、カナダ華字紙・星島日報の報道によると、カナダのブリティッシュコロンビア州による最新統計結果で、同州を訪れる外国人観光客の内訳は、アジア勢が大きく伸びていることがわかった。そのアジア勢でも、以前はほとんどを日本人が占めていたが、現在は中国人や韓国人が増えている。中国新聞社がこれを中国国内に伝えた。

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とはいえ、ブリティッシュコロンビア州を訪れる観光客のほとんどは米国人が占めるという事実は変わらない。これは今後も変動なしと見られる。72年、外国人観光客に占める米国人の割合は94%。09年には77%に下降したが、それでも圧倒的に多いことがわかる。

米国人を除いた国別では、従来はヨーロッパ勢が多くを占めていたが、2000年代初期にはアジア勢が54%と逆転した。アジアからの観光客は、かつて日本人が70%を占めていたが、09年には20%に。以下、中国人が18%、韓国人が15%、中国返還前に多くの移民を輩出した香港人が13%、台湾人が8%と続く。中国系で39%を占める。

ブリティッシュコロンビア州は国内8位の都市バンクーバーを擁する。同市内は人口の約3割を中国系が占める。(翻訳・編集/愛玉)

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