2011年2月14日、中国共産党機関紙・人民日報は、中国の200以上ある地級市（二級行政単位）のうち183市が「国際大都市」に生まれ変わる計画だと報じた。

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記事によると、昨年8月に新華社系の雑誌「瞭望東方週刊」や復旦大学国際公共関係研究センターなどが共同で発表した「中国都市国際イメージ調査」で、全国31の省・自治区・直轄市の655都市が「世界に羽ばたく」準備をしており、200以上ある地級市のうち183市が「国際大都市」に生まれ変わる計画を立てていることが分かった。

南京大学公共管理学院の張鴻雁（ジャン・ホンイエン）教授によると、中国社会にとって今後10〜25年は激変期にあたり、約5〜6億の農業人口が都市人口となる。中国の社会構造は人類の歴史上類を見ないほどの大きな変化を遂げることになるが、これに伴い、土地の合理的な利用や貧富の差などの問題もさらに深刻化するとみられる。2009年時点の中国の都市化率は46．59％。（翻訳・編集/NN）