米市場に入り込めていない中国自動車メーカー、まずは「歩くことから学ぶべきだ」―米紙

Record China    2011年2月22日(火) 17時44分

拡大

19日、米紙は、華晨、吉利、長城、比亜迪(BYD)など中国自動車メーカー各社はデトロイトやロサンゼルスなどのモーターショーに出展しているが、米国市場には今なお入り込めていないと指摘した。写真は比亜迪の自動車。

(1 / 4 枚)

2011年2月19日、ニューヨーク・タイムズは「中国の自動車はどこに行った?」と題した記事を掲載した。華晨、吉利、長城、比亜迪BYD)など中国自動車メーカー各社はデトロイトやロサンゼルスなどのモーターショーに出展しているが、米国市場には今なお入り込めていない。21日付で環球網が伝えた。

その他の写真

アナリストは、中国自動車メーカーの失敗の原因は激しい競争が繰り広げられている米自動車市場への甘い認識によるものだと指摘する。内需の成長に伴い、各社は中国国内では急速に発展を遂げている。そうした自信から米国市場への進出に打って出たが、「なお必要な武器が不足している」と分析する。

「自動車はコンピューターや携帯電話と異なり、棚さえあれば売れるといった代物ではない」と語るのは自動車情報サイト「Edmunds.com」のシニア・コンサルタント、ビル・ウェスニック氏。「強力なバックグラウンドに基づく経営戦略が必要。中国企業は簡単に考えすぎている」。例えば、新興企業は小型車市場が攻めやすいが、そういった具体的な戦略が見えてこない。

市場調査・コンサルティング会社JDパワーのアナリストは「中国自動車メーカーの最大の問題は、歩くことができていないのにすでに走ることを考えていることだ」と辛口だ。(翻訳・編集/小坂)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携