2011年2月27日、このほど富豪恋人との破局声明文を発表した女優イザベラ・リョン（梁洛施）について、その波乱万丈の人生に再びスポットが当たっている。星島日報が伝えた。

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映画「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」への出演でも知られるイザベラは09年、20歳で未婚の母に。香港トップの富豪・李嘉誠（り・かせい）氏の息子で、通信大手・電訊盈科（PCCW）代表のリチャード・リー（李澤楷）氏との間に男児を設けている。さらに昨年6月には双子の男児を出産したが、今月26日に声明文を発表し、2人の破局を明らかにした。

3児を授かった末に破局の道を選んだイザベラだが、彼女はまだ22歳。1988年6月にマカオで生まれ、中華系とポルトガル、イギリスの血を引いている。父親が早くに他界したため極貧家庭で育ち、12歳で大手芸能グループの英皇娯楽集団（EEG）と契約。約3年のトレーニングを経て、EEG社イチオシの大型新人として歌手デビューした。

06年には主演映画「イザベラ」で、第27回ポルトガル・ポルト国際映画祭の最優秀主演女優賞に輝き、女優として大躍進。続く07年には主演映画「Tattoo-刺青」が、ベルリン国際映画祭で「テディベア賞」を受賞している。

06年、仕事上の態度をとがめられ、所属事務所のEEGから1年間の芸能活動禁止を命じられたが、その後は数カ月で復帰。さらに07年、「ハムナプトラ3」で共演した女優ミシェール・ヨー（楊紫瓊）の紹介で件のリー氏と出会い、翌年3月に交際が発覚。これと同時にイザベラは所属事務所との契約継続を拒否し、リー氏が彼女のために1億HKドル（約10億5000万円）を用意して主演映画を製作する、と伝えられれるほどの手厚いバックアップを受けていた。（翻訳・編集/Mathilda）