2011年3月4日、映画「ブッダ・マウンテン」のPR会見が遼寧省瀋陽市で行われ、リー・ユー（李玉）監督と主演のチェン・ボーリン（陳柏霖）が出席した。捜狐網が伝えた。

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「中国トップ美女」とも言われるファン・ビンビン（范冰冰）と台湾のイケメン俳優チェン・ボーリン主演の「ブッダ・マウンテン」は、昨年の東京国際映画祭で最優秀芸術貢献賞と最優秀女優賞を獲得した話題作。中国では前日3日から上映がスタートしたが、リー・ユー監督によると初日の興行収入は1200万元（1億5000万円）に。1日だけで製作コストを完全に取り戻す好調な滑り出しだという。

しかし、製作陣や配給元の頭を悩ませているのは、上映初日に早くもネット上に流出した海賊版フィルム。中国の複数の大手動画投稿サイトに登場し、小規模サイトにも転載されている。これら動画はすべて、映画館で上映作品を盗撮されたもの。「ブッダ・マウンテン」ネット配給の版権を入手している大手動画サイト・楽視網によると、海賊版を配信しているサイトにはすでに厳重な警告を送っており、もし削除されない場合は法的手段を行使するという。（翻訳・編集/Mathilda）