2011年3月15日、「第1回北京国際映画祭」の発表会が北京市で行われ、イメージ大使に選ばれたジャッキー・チェンとチャン・ツィイーが出席した。新浪網が伝えた。

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ベルリンやカンヌなど、世界的に影響力の高い映画祭の仲間入りを目指す北京国際映画祭は、来月23日〜28日に開催予定。国際的に最も知られた中華圏スターとして、ジャッキー・チェンとチャン・ツィイーの2人がイメージ大使に選ばれている。

しかし、この日の発表会の話題は、日本で発生した東北地方太平洋沖地震に集中。日本にも多くのファンを持つジャッキーは、「自分がもしスーパーマンなら、被災地に飛んで行けるのに…」と、複雑な思いを語った。ジャッキーによると、日本にいるスタッフとは連絡を取っているが、東京でも発生している物資不足に驚いたとのこと。「災害を教訓として、みんなが身近な人をもっと大切に思ってほしい。水やエネルギーを大切に使ってほしい」と呼びかけた。

中国でも発生以来ずっと続いている地震報道についてツィイーは、「知りたい気持ちと、恐くて見られない思いが混じっている」と複雑な心境。「被災者のみなさんには、どうか勇気をもってこの状況を乗り越えてほしい」と話していた。（翻訳・編集/Mathilda）