2011年4月3日、香港旅游発展局は、昨年香港を訪れた中国本土からの観光客の1人あたり消費額を、「夜を過ごした客」と「夜を過ごさなかった客」に分けて発表した。4日付で広州日報が伝えた。

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それによると、「夜を過ごした客」の1人あたり消費額は7453香港ドル（約8万円）、「夜を過ごさなかった客」は2356香港ドル（約2万5000円）だった。また、昨年「香港での観光に関連した総消費額」は前年比32．7％増の2099億8000万香港ドル（約2兆2700億円）に達し、過去最高となった。

同局の田北俊（ティエン・ベイジュン）主席によると、昨年香港を訪れた観光客は前年比21．8％増の延べ3603万人。「夜を過ごした客」の総消費額は前年比38．4％増の1351億4000万香港ドル（約1兆4600億円）、1人あたりの平均消費額は同16．6％増の6728香港ドル（約7万2000円）。一方、「夜を過ごさなかった客」は同29．4％増の293億5000万香港ドル（約3180億円）、1人あたりの平均消費額は同2．7％増の1846香港ドル（約2万円）だった。

田主席は今年香港を訪れる観光客の数は延べ3964万人に達するとの予測を示している。（翻訳・編集/NN）