Record China 2011年4月7日(木) 23時50分
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7日、北京、天津、河南などでホウレンソウから微量の放射性ヨウ素131が検出された問題について、中国疾病コントロールセンター放射線安全所の所長らが「今のところ健康への影響はない」と解説した。写真は7日、上海のスーパーに並ぶホウレンソウなどの野菜。
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2011年4月7日、中国の北京、天津、河南などでホウレンソウから微量の放射性ヨウ素131が検出された問題について、中国疾病コントロールセンター放射線安全所の蘇旭(スー・シュー)所長らが「数値は国家基準を下回っている。今のところ健康への影響はない」と解説した。中国網絡電視台が伝えた。
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今回の抜き取り検査は中国国内で露地栽培されたホウレンソウを対象に行われたが、微量のヨウ素131が検出された理由について、蘇所長は「雨や雪が降ると、空気中の放射性物質が地表に落下する。放射性物質がホウレンソウの表面に降り注げば、汚染されることになる」と解説した。
抜き取り検査の対象にホウレンソウが選ばれた理由については、同所の趙蘭才(ジャオ・ランツァイ)研究員が「葉の面積が広く表面に細かい毛が生えており、放射性物質が吸収・付着しやすいことから、他の野菜より早い段階で汚染の有無が分かると判断された」とした。
健康への影響について、蘇所長は「検出されたヨウ素131はごく微量で、健康への影響はない。約2トン食べてもレントゲンの1回分に相当するレベルだ」とし、過度に心配しないよう呼び掛けた。(翻訳・編集/NN)
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