2011年4月10日、京華時報によると、中国政府が2006〜2010年に実施した「第11次5か年計画」の期間中に、中国の観光客数が大幅に増加したことがわかった。

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第11次5か年計画の期間中、中国国内の観光客数は年平均12％増加し、国外からの宿泊を伴う観光客数は同3．5％増加。また、中国から海外への観光客数も同19％増加し、観光消費が社会全体の消費に対する貢献の割合は10％を超えるなど成長著しく、中国は海外からの観光客受け入れで世界第3位、海外への観光客数でも世界第4位と、名実ともに「観光大国」となっていることがわかった。

2010年には中国の観光業は特に安定した高い成長を見せ、国内観光客数はのべ21億人で10．6％増。観光業の総収入は1兆5700億元（約20兆4000億円）で、21．7％という高い成長を遂げている。観光業は1350万人分の直接的な雇用を生んでいるなど、社会への貢献度合いも高いという。（翻訳・編集/岡田）