Record China 2011年4月14日(木) 6時25分
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12日、福島第1原発の放射能漏れ事故から1カ月。あれほど日本の輸入食品を崇拝していた中国人消費者の態度が一変、ほとんどの人が手を出さなくなった。写真は11日、浙江省諸[既/旦]市内のスーパーで日本食品の検査を行う地元工商局の職員。
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2011年4月12日、福島第1原発の放射能漏れ事故から1カ月。あれほど日本の輸入食品を崇拝していた中国人消費者の態度が一変、放射能汚染への懸念からほとんどの人が手を出さなくなった。新華網が伝えた。
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「たとえ放射能に汚染されていなくても日本の粉ミルクはもう買わない」―。ハルビン市の王(ワン)さんは1歳の息子にずっと日本の粉ミルクを飲ませていたが、「万が一」を考え控えることにした。福島第1原発の放射能漏れ事故から1カ月。日本からの輸入食品をこよなく愛していた中国人消費者は手のひらを返したように日本の食品を避けるようになった。
地震直後は日本からの輸入が途絶えるのを懸念したのか、粉ミルクなど日本の輸入食品を買い占める動きが見られ、値段も上昇した。だが、原発事故の後は一変、日本製は怖くて手が出せないという消費者が大半を占めるように。日系スーパーの店頭からも日本の輸入品は姿を消した。北京市民の耿(ゴン)さんは「日本からの輸入品は絶対に買わない。食べ物だけでなく洋服も」と話す。
中国政府は8日から日本食品の輸入禁止範囲を拡大。従来の福島、栃木、群馬、茨城、千葉に加え、新たに宮城、山形、新潟、長野、山梨、埼玉、東京で製造された食品、農作物、飼料の輸入も禁止した。(翻訳・編集/NN)
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