中国国営通信社がマレーシアにア太地区本部を設立―マレーシア工業開発庁

Record China    2011年4月16日(土) 10時34分

拡大

12日、マレーシア工業開発庁のジャリラ・ババ長官の発表で、中国国営通信社・新華社通信がマレーシアの首都クアラランプールにアジア太平洋地区本部を設けることが分かった。ア太地区全域に中国標準語のニュースを発信する拠点になる。写真はクアラランプール。

(1 / 4 枚)

2011年4月12日、マレーシア工業開発庁(MIDA)のジャリラ・ババ長官の発表で、中国国営通信社・新華社通信が2億リンギット(約55億円)を投じ、マレーシアの首都クアラランプールにアジア太平洋地区本部を設けることが分かった。ア太地区全域に中国標準語のニュースを発信する拠点になると同時に、マレーシアのニライ大学と提携してジャーナリストを育成する機関も兼ねる。中国経済ネットの報道。

その他の写真

新華社はこのプロジェクトについて、すでに1年以上にもわたってマレーシア政府との折衝を続けてきたが、先日になりナジブ・ラザク首相と新華社通信の編集総監との間で協議が締結されたという。

マレーシア国営ベルナマ通信は、今回の動きを「両国関係の進展を示すひとつのサイン」と報じた。20年までに世界銀行の定義する高所得国家入りを目指し、経済改革プログラム(ETP)を推進するマレーシアは、中国を含む海外企業による投資を呼び込んで経済発展をけん引したいとの意図がある。(翻訳・編集/愛玉)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携