2011年4月18日、韓国の聯合ニュースによると、日本と韓国の中国人留学生を比較した調査で、中国人留学生の満足度は日本の方が韓国より大幅に高いことが分かった。環球網が伝えた。

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韓国貿易協会の国際貿易研究院が18日に発表した「在韓、在日中国人留学生の生活満足度比較研究」と題した報告で明らかになった。それによると、「自分と同じように韓国留学または日本留学をするよう、友人に薦めますか？」との問いに「薦めない」と答えた割合は、韓国留学中の学生が23．2％だったのに対し、日本留学中の学生はわずか8．5％だった。

大学・大学院の専門性に対する満足度でも、「満足」の割合は韓国が57．5％にとどまったのに対し、日本は71．7％に上った。また、卒業後の進路について、韓国の48．6％が「中国に戻りたい」と答え、「韓国で就職したい」はわずか17．8％だったが、日本は「日本で就職したい」が44．1％に上った。

この結果を受け、同研究院は韓国の対中輸出が全体の30％も占めていること、中国には巨大な内需市場が存在することを挙げ、韓国で学ぶ中国人留学生の役割はますます重要になると指摘。韓国政府に対し、留学環境の整備や韓国での就職をサポートする体制づくりを求めた。（翻訳・編集/NN）