Record China 2011年4月28日(木) 19時45分
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27日、女優チャン・ツィイーが最新作「最愛」で演じたヒロインは、撮影中のリアルな自分を投影した役柄だったという。写真は映画「最愛」より。
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2011年4月27日、女優チャン・ツィイーが最新作「最愛」で演じたヒロインは、撮影中のリアルな自分を投影した役柄だったという。新華網が伝えた。
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来月公開されるツィイーの最新作、クー・チャンウェイ(顧長衛)監督の「最愛」(Life Is A Miracle)は、中国の農村で生きるHIV感染者カップルを描いた作品。香港の歌手・俳優アーロン・クォック(郭富城)がツィイーの夫を演じ、閉鎖的な中国の農村を病気がかき乱す様子を描いている。
撮影が行われた昨年、ツィイーはデビュー以来最大の暗黒期を過ごしている。一昨年末に報道された不倫疑惑をはじめ、08年に発生した四川大地震における救済チャリティー募金の使途不明問題など、スキャンダラスな報道が相次ぎ、一気に悪人のレッテルを貼られた。
農村で行われた撮影中、「わたしは悪い事をしていないのに、なぜ公に謝罪しないといけないの?」と自問自答を続け、都会では見られないような美しい星空さえ目に入らないほど落ち込んだいたという。周囲から白い目を向けられる自分が、ちょうど作中で演じているヒロインとぴったり重なり、「彼女の屈辱は、私の屈辱」と深く感じ入ることも。演じるうちに自分なのか彼女なのか、分からなくなるほどだったという。
この役を演じることで、心にある憤懣や悩みを少しずつ発散できたというツィイーは、「ヒロインに命を救われた気持ち」と話している。(翻訳・編集/Mathilda)
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