2011年4月29日、「中国版ビョーク」こと女性歌手サー・ディンディン（薩頂頂）が、今年はじめに電撃結婚したことが明らかになった。南方網が伝えた。

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06年にデビューしたサー・ディンディンは、モンゴル系の血を引く女性歌手。少数民族の音楽やチベット仏教に惹かれ、チベット語やサンスクリット語（梵語）を独学。これを活かした独特の世界を表現した楽曲と個性的な歌声で、中国だけでなく世界の音楽シーンでも熱い注目を集めている。

そのサー・ディンディンが今年1月、金融業界のビジネスマンと結婚したことが明らかに。中国メディアは「出会ってからわずか90分で入籍」と驚きのスピード婚を伝えているが、ディンディンのマネジャーもこのほどこれを認めている。昨年は台湾の人気女優バービィー・スー（徐熙媛）が、青年実業家と知り合って50日のスピード婚約が話題になったが、ディンディンはこの記録を大きく塗り替えた。

話題のディンディンは来月2日から、ワールドツアーを開催予定。デビューから5年間で約50カ国・地域を回ってステージを成功させてきたが、今回のワールドツアーはこれまでの経験で得たものの集大成になるという。（翻訳・編集/Mathilda）