Record China 2011年5月4日(水) 12時28分
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2日、中国湖北省の武漢動物園で、パンダがクジャクをかみ殺すというショッキングな事件が起きた。
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2011年5月2日、中国湖北省の武漢動物園で、パンダがクジャクをかみ殺すというショッキングな事件が起きた。3日付で威海新聞網が伝えた。
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事件は2日午前8時(現地時間)ごろ、同園のパンダ館で飼育されている5歳のジャイアントパンダ「希望」(シーワン)が屋外運動場で朝の運動をしていた時に起きた。パンダ舎の掃除をしていた飼育員の陳軍(チェン・ジュン)さんがクジャクの悲痛な叫び声を聞きつけ、運動場に目をやると、「希望」がクジャクをくわえて走り回っている姿が見えた。
しばらくして、「希望」はクジャクを地面に離した。クジャクは必死の様相で逃げようとしたが、間もなく「希望」に捕まった。「希望」は、今度は片手でクジャクを抑えつけながら、長いしっぽを口でむしり取った後、首にかみついたまま、興奮した様子で走り回った。その後、「希望」は虫の息のクジャクを自分の遊具の上に載せ、その様子を観察していた。
陳さんはエサで「希望」をパンダ舎におびき寄せ、そのすきにクジャクを救いだしたが、クジャクはすでに死亡していた。陳さんは当時の様子について、「『希望』がクジャクを襲う様子は、まるで猫がネズミを捕まえる時のようだった」と話した。
クジャク園とパンダ館は隣り合わせで、これまでもたびたび、クジャクが3メートルの柵を飛び越えてパンダ舎に移動していた。パンダが興奮状態の時、たまにクジャクを追いかけ回すことはあったが、かみ殺すほどの事件は今回が初めてだという。(翻訳・編集/NN)
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