2011年5月9日、台湾の時事評論家で作家・元政治家の李敖（り・ごう）が、人気タレントの小Sことシュー・シーディー（徐熙[女弟]）を名誉毀損で訴える構えを見せている。Nownewsが伝えた。

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台湾きっての論客で、時事評論番組「李敖有話説」も大人気の李敖。その彼がこのほど自著の出版発表会で、小Sの親戚にあたる大手レストランチェーン経営者・張蘭（チャン・ラン）氏を批判した。張氏は小Sの姉である女優バービィー・スー（徐熙媛）の姑。批判を受けて、小Sは「実は張蘭さんをコッソリ想ってるんじゃないの？」と自身の司会番組で笑いの種にした。これに激怒した李敖は、名誉毀損により訴訟に持ち込む構えも見せている。

この騒動について李敖は、「男性ならまだしも、女性をこういった笑いの対象にすべきでない」とコメント。自分への人格否定とも受け止めており、小Sが司会を務めるバラエティ番組の中で論戦を交えることを希望している。

そして、小Sの夫で実業家の許雅鈞（シュー・ヤージュン）氏も今回の騒動に参画。「妻を全力支持するため不動産を売って裁判資金を作る」とブログで宣言したのだが、これについて李敖は「マンションを売らなきゃ妻を守れない男なのか？もし本当に愛してるなら、財産をすべて妻に譲渡しろ」と激怒している。

今回の騒動について小S側は沈黙したまま。所属事務所でも、「現在も今後もコメントするつもりはない」とメディア対応を控えている。（翻訳・編集/Mathilda）