Record China 2007年1月18日(木) 9時35分
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今年1月7日から行われていた漢代王族の墓の発掘作業も終わりに近づき、現場では出土品の整理作業に忙しい。貴重なお宝が多数出たため、整理は大変だが考古学者は嬉しそうだ。
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2007年1月16日、安徽省文物考古研究所の専門家が、同省六安市郊外の双敦村の古墳で発掘された文化財の整理作業を行った。現在発掘作業は大体終り、古墳からは兵馬俑や大型の青銅器など約1000点の貴重な文化財が出土した。今回特別な許可を得て、レコードチャイナのカメラマンはその一部の撮影に成功した。
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研究所の専門家の話によると2006年3月、双敦村で鉄道敷設工事中に発見された2つの古墳に対し、調査が行われたという。そして古墳の構造から、これらが漢代(紀元前202〜後8年)の王族のもであることが判明したそうだ。古墳の保存状態はとてもよく、2007年1月7日から発掘が開始され、一部の青銅器にある文字から、この墓は漢の景帝(紀元前188〜前141年)の孫、六安王劉慶のものである可能性が高いと推測された。新年早々、これは2007年の考古学的10大発見のひとつになるに違いないとうわさされている。
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