2011年5月13日、温家宝（おん・かほう）首相は、日中韓首脳会談のために訪日する際に東日本大震災被災地を訪問する意向を示した。中国新聞社が伝えた。

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13日、温首相は北京・中南海の紫光閣で、日本経団連の米倉弘昌会長、御手洗富士夫名誉会長率いる代表団と会見した。東日本大震災での損害と痛みを中国は日本とともに感じていると話し、今後も支援を継続すると表明した。また21日、22日に予定されている日中韓首脳会談に際し、被災地を訪問する意向を示している。

また、温首相は昨年5月にも日本を訪問しているが、その時にともに野球を楽しんだ上智大学の学生からの手紙を受け取ったことも明かした。温首相もすでに返事を出したと話し、こうした「民間の交流こそが、日中友好の基礎になると考えてきた」と強調している。（翻訳・編集/KT）