リー・クアンユー顧問相ら辞任へ=総選挙で与党苦戦、世代交代狙う―シンガポール

Record China    2011年5月16日(月) 15時47分

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14日、シンガポールのリー・クアンユー(李光耀)顧問相とゴー・チョクトン(呉作棟)上級相が共同声明を発表し、そろって閣僚を辞任する意向を明らかにした。写真はリー・シェンロン現首相。

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2011年5月14日、シンガポールのリー・クアンユー(李光耀)顧問相とゴー・チョクトン(呉作棟)上級相が共同声明を発表し、そろって閣僚を辞任する意向を明らかにした。内閣の世代交代が必要との判断。15日付聯合早報が伝えた。

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これに対し、リー顧問相長男のリー・シェンロン(李顕龍)首相は14日夜、「2人の辞任はシンガポールにとって非常に大きな出来事だ。受け入れるかどうかも含め、2〜3日考えて今後の方針を決めたい」と語り、週明けにも新内閣の陣容を発表する意向を示した。

シンガポール経済発展の礎を築いたリー顧問相は1965年の建国から90年まで、後を継いだゴー・チョクトン上級相は04年まで、それぞれ首相を務めた。しかし、7日の総選挙で与党・人民行動党(PAP)は、ジョージ・ヨー外相ら2閣僚が落選するなど苦戦。野党が過去最大の6議席を獲得する健闘をみせた。このため辞任で世代交代を国民に印象付け、与党の求心力回復を狙うとみられる。(翻訳・編集/AA)

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