英国ソフトパワーの魅力、中国もびっくり=ロイヤル・ウェディングで再認―香港紙

Record China    2011年5月23日(月) 23時2分

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19日、香港アジア・タイムズ紙は、「英王室の結婚式が中国に考えさせたもの」と題する分析記事を掲載した。写真は浙江省義烏市のメーカーが生産したウィリアム王子結婚指輪の模造品。

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2011年5月19日、香港アジア・タイムズ紙は「英王室の結婚式が中国に考えさせたもの」と題する分析記事を掲載した。22日付で環球時報が伝えた。

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ウィリアム王子の結婚式から3週間。華やかな婚礼の記憶は薄れつつあるが、中国で議論の的となっているのは、英国が持つソフトパワー(文化的な存在感)の魅力である。王子の結婚式はテレビを通じて全世界で約24億人が目撃し、中国の人々もブログなどで賞賛の言葉を寄せた。

また、中国メディアもロイヤル・ウェディングがもたらす経済効果の大きさを分析。英国が持つソフトパワーが、王室への関心の高さを維持する理由になっていると指摘した。結婚式当日、中国のあるインターネット掲示板への書き込みは11万件に達し、専門家は「結婚式は中国人に深い印象を残した。英国人が過去と未来に大きな自信を持っていることを示したからだ」とした。

今回のロイヤル・ウェディングは、中国が今後ソフトパワーを発揮していく際の良いモデルになるだろうが、政府はまだ具体策をつかめていないようだ。とはいえ、2008年の北京五輪前から、中国は自らのソフトパワーを海外にアピールすべく活動に力を入れており、英国でも今年から来年にかけ、芸術祭やブックフェアへの参加を予定している。英国の国際文化交流機関ブリティッシュ・カウンシルの関係者は、資金と人材を投入すれば、中国はいずれ英国に並ぶ“ソフトパワー大国”に成長すると指摘している。(翻訳・編集/AA)

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