2011年5月19日、中国とアルゼンチンの長い間の貿易摩擦がようやく解消の兆しを見せている。中国の新富裕層の間で乗馬やポロが流行しており、その乗馬用ブーツがアルゼンチンに大量に発注されたという。ウォール・ストリート・ジャーナルの中国語版ウェブサイトが伝えた。

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アルゼンチン製靴業商会のHoracio Moschetto秘書長によると、同国のある製靴メーカーが中国から大量の発注を受けた。具体的な数量は明かさなかったが、そのうちの大半は乗馬用ブーツだという。

中国では最近、新富裕層の間で乗馬やポロが流行っている。昨年冬には北京近郊で、6日間の日程のポロ選手権大会が行われた。主催者は香港の上場不動産開発会社が設立した国際ポロ協会。中国にも「中国ポロクラブ」を発足させ、ポロの振興を推進している。

興味深いのはアルゼンチンの会社が受注したブーツの大半は女性用だということ。中国でのポロブームは始まったばかりで愛好者の性別に関する詳細なデータはないが、もしかしたらかなりの数の女性愛好者がいるのかもしれない。（翻訳・編集/NN）