2011年5月26日、台湾の人気ユニット・フェイルンハイ（飛輪海）のウーズン（呉尊）が、今後は歌手業を封印し俳優に専念するという。聯合報が伝えた。

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ウーズンはこのほど、フェイルンハイの他メンバー3人と離れて新たな所属事務所・福隆公司と契約を結んだ。近年ソロ活動が多く、最近は映画に力を入れているウーズンだが、新たなスタートにあたって福隆公司側に“今後は歌わない”との意思を伝えており、事務所側もこれを支持しているという。

彼の移籍をめぐり、ここ数カ月は解散説がやかましかったフェイルンハイ。メンバーのアーロン（炎亞綸）とケルビン（辰亦儒）はこのほど、それぞれが「年末にフェイルンハイでニューアルバムを出す」と話し、報道を否定している。しかしウーズンは、「映画に多忙で時間がない」と話しており、両者の間には明らかな温度差が見られている。

ウーズンのマネジャーによると、フェイルンハイが所属するレコード会社・華研唱片（HIM）とウーズンとはすでに契約満期を迎えたが、責任を果たすため現在もユニットの一員として活動に参加しているとのこと。ただし、新事務所の福隆公司に所属しているのは大半が俳優・女優で、ウーズンは明らかにこの方面での発展を目指していると見られている。

「今年はフェイルンハイの新譜を準備している」と話すHIM側だが、ウーズンの参加については、「時が来たら発表する」として、正式離脱の有無について今のところはコメントを避けている。（翻訳・編集/Mathilda）