パキスタン国内に中国の海軍基地建設か=その影響とは―米メディア

Record China    2011年5月30日(月) 16時27分

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24日、米ニュースサイト・ワールドポリティカルレビューは、パキスタンでの中国海軍基地建設に関する論考を掲載した。写真は2010年、ファンボロー航空ショーで展示された中国・パキスタン共同開発の戦闘機「FC-1」。

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2011年5月24日、米ニュースサイト・ワールドポリティカルレビューは、パキスタンでの中国海軍基地建設に関する論考を掲載した。28日、環球時報が伝えた。

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ビンラディン暗殺が実行される前から、パキスタンと米国の緊張を利用して、中国が影響力を拡大するとアナリストは予測していた。パキスタンにおける米国の地位を完全に奪うつもりはないようだが、しかし、海外基地の建設を中国は検討しているようだ。

先日、パキスタン国防相は、中国と共同での海軍基地建設の意向を示した。実現すれば、中国初の海外軍事基地となり、ペルシャ湾とインド洋での行動に大きな助けとなる。

中国は従来、海外に恒久的な基地を建設しないことを国防政策の核心としてきた。パキスタンでの基地建設はその方針の転換となる。ひとたび先例ができれば、他地域での基地建設もより容易なものとなり、中東及びアフリカからの海上資源輸送路の確保能力を大きく向上させることになるだろう。(翻訳・編集/KT)

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