重金属汚染は深刻!血中から高濃度の鉛検出も今年だけで7件―中国

Record China    2011年6月5日(日) 17時0分

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3日、今年1〜5月までに、血中から非常に高い濃度の鉛が検出された事例がすでに7件に達していることが分かった。写真は浙江省台州市の鉛蓄電池工場。周辺の住民から限界とされる濃度の3倍以上の鉛が検出された。

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2011年6月3日、中国環境保護部の李干傑(リー・ガンジエ)副部長によると、今年1〜5月までに、血中から非常に高い濃度の鉛が検出された事例がすでに7件に達しているという。中国新聞社が伝えた。

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李副部長は、中国の重金属汚染が深刻な状況にあることを認め、注意を喚起した。昨年は重金属汚染事件が14件発生、そのうち高濃度の血中鉛に関する事件が9件を占めていたという。同副部長は頻発する重金属汚染事件について、「土壌汚染を含め重金属汚染の防止に関する立法を急がなければならない」と語り、当局がすでに関連する政策などの制定に積極的に取り組んでいることも強調した。

深刻なケースについては、環境部がすでに鉛蓄電池製造業者や鉛リサイクル業者に対して処罰や監督の強化などの措置をとり、事故発生の防止に努めているという。(翻訳・編集/HA)

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