米映画「カンフー・パンダ2」に芸術家らが再び抗議、「文化侵略だ!」―中国

Record China    2011年6月7日(火) 20時20分

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6日、ハリウッドのアニメ映画「カンフー・パンダ2」に対し、中国の芸術家らが「米国人による文化侵略」と抗議し、ボイコットを呼び掛けている。写真は湖北省宜昌市の映画館に貼られた「カンフー・パンダ2」のポスター。

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2011年6月6日、ハリウッドのアニメ映画「カンフーパンダ2」に対し、中国の芸術家らが「米国人による文化侵略」と抗議し、ボイコットを呼び掛けている。米華字サイト・多維新聞が伝えた。

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ボイコットを呼び掛けているのは、パンダアートで有名な中国の現代芸術家・趙半狄(ジャオ・バンディー)氏。同氏はシリーズ第1作「カンフー・パンダ」の公開時にも「中国の国宝とカンフーを盗み、中国で儲けようとしている」などとクレームをつけ、地元四川省での封切りを延期させたほか、主人公ポーの目が緑色であることに対し、「邪悪なイメージになった」と制作側の米ドリームワークス社を相手取り、謝罪を求める訴えも起こしたことがある。同氏はパンダをこよなく愛する自称「パンダ人」。

北京大学の孔慶東(コン・チンドン)教授もこれに賛同し、「ハリウッドは中国で金を稼ぐだけでなく、中国人を洗脳し、中国人の心を征服しようとしている」と抗議。ネット上でも「米国人は中国を題材にした映画を中国人に売ろうとしている。これが文化侵略でなければ、一体何なのだ」と一部で不満の声が上がっている。(翻訳・編集/NN)

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