2011年6月8日、重慶市の農村で外国人学生によるテーブルマナー講座が開催された。10日、重慶晨報が伝えた。

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8日午後、オーストラリア人などの外国人学生とテーブルマナー専門家による講座が巴南区民主村の文化広場で開催された。付近の住民らが集まり、黒山の人だかりができた。

講座は着席、注文、支払い、スープの飲み方など基本的なもの。会場では集まった住民たちが「西洋料理なんて一度も食べ事がないが、ルールがよくわかった。それにしてもルールが多いんだね。スープのすくい方まで決まりがあるなんて」と語り合っていた。しかも収穫はマナー習得だけではない。講義用に準備された料理は住民たちが持ち帰った。

巴南区では8日から「一粒一粒が苦労のたまもの、テーブルマナー文明大行動」と題したキャンペーンが始まった。豊かになるにつれ忘れ去られつつある倹約の精神を思い出そうというもの。節約の誓いやテーブルマナーの啓蒙などが予定されている。（翻訳・編集/KT）