中国は海洋強国を目指す=尖閣、南沙諸島の支配権強化へ―中国国家海洋局局長

Record China    2011年6月14日(火) 12時12分

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9日、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、中国国家海洋局の劉賜貴局長の講演を取り上げた。劉局長は中国は海洋強国を目指し、海域支配権を強化すると誓った。写真は7日、国際海洋デーを記念した上海市の海洋関係部局合同巡視。

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2011年6月9日、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、中国国家海洋局の劉賜貴(リウ・シーグイ)局長の講演を取り上げた。12日、環球時報が伝えた。

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8日、世界海洋デーのこの日、劉局長はシンポジウム「辛亥革命100年、海洋強国振興学術交流会」に出席。オープニングスピーチを担当した。同氏は中国は海洋強国を目指すと誓い、中国が領有権を持つ海域の支配力を強化すると宣言した。

劉局長の発言は、尖閣諸島やスプラトリー諸島(南沙諸島)など海底資源が豊富な地域での領土問題が緊迫化していることを念頭においたものだとアナリストは指摘する。中国政府は地域の平和と安定を守ることを外交公約としてきたが、周辺国は急速な軍拡に警戒を強めてきた。そして近年、海洋領土問題について強硬な姿勢を見せたことは大きな衝撃を与えている。(翻訳・編集/KT)

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