日本のスーパーが中国での事業拡大を本格化―英メディア

Record China    2011年6月14日(火) 20時37分

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13日、日本最大のスーパー「イオン」が中国での事業拡大のスピードを加速させている。同社は今後10年で中国での店舗数を2000店に増やす計画だ。写真は北京のイオン国際商城ショッピングセンター。

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2011年6月13日、日本最大のスーパー「イオン」が中国での事業拡大のスピードを加速させている。同社は今後10年で中国での店舗数を2000店に増やす計画だ。英フィナンシャル・タイムズの中国語版ウェブサイトが伝えた。

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同社のジェリー・ブラック執行役は中国での店舗拡大について、「2000店以下は考えられない」と述べた上で、市場が飽和状態になることはないとの見方を示した。この言葉はイオンを始めとする日本の小売業者のアジア、特に中国における事業拡大への意欲を物語っている。少子高齢化が進む日本では消費が先細りする一方だからだ。

イオンの意欲盛んな中国事業拡大計画は、ウォルマートなど欧米の競争相手を早く追い抜きたいという強い願望の表れだ。ウォルマートは中国に300店以上の店舗を構える。ウォルマートもカルフールもイオンより規模が大きく、営業利益も高い。それでも、ブラック執行役は「イオンは中国市場でトップになる」との自信を見せている。

「わが社は中国で営業利益をあげている数少ない小売業者の1つだ」と同執行役。同社は2020年までに海外で得る営業利益の割合を現在の10%から50%に引き上げる計画だという。(翻訳・編集/NN)

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