2011年6月20日までに、洗車代の値上がりが続く中国の一部都市では、洗車用の高圧洗浄機が飛ぶように売れていることが分かった。ボンベに水や洗剤を入れ、手動ポンプで加圧してシャワーを出すハンディタイプとシガーライターを電源にする電動タイプがあり、数百元程度で購入できる。中国の各メディアが伝えた。

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山東省済南市に住むある男性は、4月にようやく車を手に入れたものの、ガソリンの相次ぐ値上げや洗車料金の高さにうんざりしていると話す。しかし先日、同僚が洗車用の高圧洗浄機を200元（約2500円）で買ったと知り、さっそく自分もインターネットで80元（約1000円）の洗浄機を購入。「自宅の駐車場で洗車できるし、バケツ1杯の水で十分きれいになる」とご満悦だ。

市内のカー用品店の店主によれば、家庭用の高圧洗浄機は2010年から扱っているが当時は全く売れなかったという。しかし6月になって洗車代が値上げされると、「問い合わせだけで毎日何十件もあり、飛ぶように売れ始めた」と話す。最近は品質の悪い商品も出回っているため、洗浄機メーカーの指定する正規取扱店で購入するべきだとアドバイスしている。（翻訳・編集/JX）