日本の「MRJ」が香港から受注、中国産旅客機「ARJ−21」の強力なライバルに―中国メディア

Record China    2011年6月23日(木) 6時44分

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22日、日本の50年ぶりの国産旅客機「MRJ」が香港企業から受注したことを受け、中国メディアは中国の国産ジェット旅客機「ARJ−21」の強力なライバルになると報じた。写真は昨年11月、珠海航空ショーでお披露目された「ARJ−21」。

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2011年6月22日、中国紙・環球時報(電子版)は、日本の50年ぶりの国産旅客機「MRJ」が香港企業から受注したことを受け、中国の国産ジェット旅客機「ARJ−21」の強力なライバルになると報じた。

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「MRJ」がアジアから受注したのはこれが初めて。香港の航空機リース会社「ANIグループホールディングス」から5機、90席型を受注した。今月16日に正式な契約が交わされる。ANIは6年前に設立され、主にインドネシアの航空会社に航空機のリースを行っている企業。MRJは今年6月に初飛行を行い、3年後に初号機を納入する予定だ。

全日空(25機)と米トランス・ステーツ・ホールディングス(100機)に次ぐ受注となった。受注額は明らかにされていないが、1機あたり30億円〜40億円とみられる。ANIは「100席型が出来れば、さらにあと20機追加したい」としている。

記事は、日本の国産旅客機がアジアから受注したことで、中国の国産ジェット旅客機「ARJ−21」の強力なライバルになると指摘。今後はアジアの旅客機市場を二分するし烈なシェア争いが予想されるとの見方を示している。(翻訳・編集/NN)

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