中国の人気プロサッカーチームが中田の参加を熱望―上海市

Record China    2007年1月23日(火) 11時5分

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マレーシアのクアラルンプールを訪れ、アジアカップの抽選会場でくじ引き役を務めた元サッカー日本代表の中田英寿(2006年12月19日)。

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2007年1月22日、中国プロサッカーリーグの上海申花隊(シェンホアドゥイ)は、現在日本のある人物をチームに投入したいと考えている。同チームでは来週までに、メンバーの外国人選手を決めなければならないそうだ。外国人選手には3人の枠が設けられているものの、決まっているのは今のところブラジルの選手1人のみ。呉金貴(ウージングイ)監督が現在狙っているのは、元サッカー日本代表の中田英寿だという。

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2006年のドイツワールドカップの後、29歳の中田はサッカーをやめた。その時呉監督は非常に残念に思ったそうである。同年11月10日、呉監督には中田と話ができたかもしれないチャンスがあった。上海東方芸術センターで「2006チャイナ・ファッション・アワーズ」の授賞式が行なわれたのだ。これは中国最大規模のファッション大賞で、中田英寿は「国際賞」を受賞し式に出席した。呉監督にもゲストとして出席するよう依頼が来ていたが、監督は仕事で参加できず中田と会う機会を逸してしまったという。

現在呉監督は、中田を選手として投入する可能性について急ぎ研究している。しかし「中田は上海に来ないだろう」と誰もがうわさしている。「中田には確かに幅広い選択肢があるだろう」と呉監督は言う。「彼にとって私たちは必要ではないかもしれない。しかし私たちには彼が必要なのです」。中国サッカー業界にとって、中田はまだまだ価値のある選手。彼を選手として登用することは、金銭的な面以外でも難しいだろうと呉監督は言う。しかし中田に直接、この熱い思いを伝えたいと考えている。

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