Record China 2011年6月27日(月) 12時46分
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24日、中国の“空母キラー”対艦弾道ミサイル「DF−21D(東風−21D)」が90年代に米国から流出した軍事廃棄物の技術を使っていたとロシアメディアが報じた。写真は09年10月、中国建国60周年の記念パレードに登場したDF−15Bのミサイル部隊。
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2011年6月24日、中国国営新華社通信(電子版)によると、ロシアメディアは21日、中国の“空母キラー”対艦弾道ミサイル(ASBM)「DF−21D(東風−21D)」が90年代に米国から流出した軍事廃棄物の技術を使っていたと報じた。
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ロシアメディアによると、米国から中国に流出する軍事技術の問題を長年研究するリチャード・フィッシャー氏は「15年前、中国は米国から数トンの軍事廃棄物を購入し、集めた情報を基にDF−21Cのレーダー誘導系統を研究・開発した。そしてこれが、米空母を叩きつぶすことも可能なDF−21Dの開発につながった」と話した。同氏は米国の情報筋から聞いた話だとしている。同氏によると、1996末の珠海航空ショーで、中国の短距離弾道ミサイルに搭載されていたのはGPSだったが、DF−21シリーズの中距離弾道ミサイルはレーダー誘導系統を使っていた。
米誌USニューズ&ワールド・レポートは、ペンタゴンが米軍事禁制品を制御できなくなるまでの詳細を6000字のレポートにまとめた。監視の目が甘いため、毎年200億ドル分の設備が米軍事基地から消え去っているという。しかも、この災難はいまだに続いており、減少する気配もない。16カ月におよぶ調査の結果、米国は1億5700万ドル分の設備が一部のアジア国家に流出していることを突き止めたが、それは氷山の一角であることも分かった。香港向けのコンテナを開けてみたところ、米地対空ミサイル「パトリオット」の電子管やF−117Aステルス戦闘機の部品まで発見されたという。(翻訳・編集/NN)
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