国内最大の海上油田で漏出事故か、詳細公表されず―中国

Record China    2011年7月1日(金) 14時40分

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1日、中国国営エネルギー企業・中国海洋石油(CNOOC)が渤海湾に所有する油田で発生した漏出事故で、同社と共同事業に携わる米総合石油エネルギー企業・コノコフィリップスは共に詳細を公表していない。写真は北京市の中国海洋石油総公司本社ビル。

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2011年7月1日、中国国営エネルギー企業・中国海洋石油(CNOOC)が渤海湾に所有する油田で発生した漏出事故で、共同事業に携わる米総合石油エネルギー企業・コノコフィリップスの広報は「詳細について現段階では回答できない」とした。北米華字ニュースサイト・多維新聞(DWNews)の報道。

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中国・京華時報の同日付の報道によると、渤海湾油田は中国海洋石油にとっての主要産油拠点。2011年第1四半期には生産比率57%と報告されている。その渤海湾の油田の一つで先日、石油の漏出事故が発生したとされているが、その具体的な場所・処理状況・海洋への影響などについて、同社広報や関係各部署はメディアからの取材を拒否している。

しかし、事故の情報はインターネットを通じて拡散した。ある人物が「渤海湾2カ所の油田で石油漏出事故が発生し、すでに数日が立っている」とマイクロブログで投げかけたのが始まり。しかし、中国海洋石油だけでなく、その事故発生源とされる油田で共同プロジェクトに携わっているコノコフィリップスも、現時点で情報の公開に至っていない。なお、事故が発生したと指摘されている蓬莱19-3油田は、中国国内最大の海上油田。(翻訳・編集/愛玉)

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