フィリピン大統領が年内訪中を表明、南シナ海問題の解決に積極姿勢―中国メディア

Record China    2011年7月8日(金) 6時47分

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5日、フィリピンのベニグノ・アキノ大統領は、南シナ海情勢が緊迫化する中、予定通り年内に訪中すると表明した。写真はフィリピン・マニラにあるニノイ・アキノ国際空港。

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2011年7月5日、フィリピンのベニグノ・アキノ大統領は、南シナ海情勢が緊迫化する中、予定通り年内に訪中すると表明した。7日付で新華網が伝えた。

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訪中期間中に南シナ海での領有権争いについて精力的に話し合い、解決に導きたい考え。アキノ大統領は「人命に関わる問題を見て見ぬふりするわけにはいかない。我々は何らかの合意書を交わしても良いと思う」と積極的な姿勢を示した。フィリピンメディアは訪中時期について、8月30日〜9月2日と予想している。その一方で同大統領は、「フィリピンは厄介事を望んでいないが、だからといって大国にいじめられても良いという意味でもない」と牽制した。

このほか、フィリピン駐在の中国大使館1等書記官が南シナ海スプラトリー(南沙)諸島の領有権問題に関する協議の席で暴言を吐いたとして、フィリピン側が同書記官の協議への参加を拒否した件で、中国大使館の職員は6日、「すべての大使館員が中国とフィリピンの関係改善に向け、努力している」とコメントした。(翻訳・編集/NN)

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