Record China 2011年7月13日(水) 5時59分
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9日、マイクロソフト元最高執行責任者のハーボールド氏は、中国はあらゆる面で米国よりも進んでいると指摘。「米国よ、目を覚ませ!」と呼びかけている。写真は中国の高速鉄道。
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2011年7月9日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル電子版は「中国と米国、どちらが発展途上国か」と題した記事で、両国の現状をさまざまな角度から比較した。10日付で香港の中国評論新聞網が伝えた。
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記事の作者はマイクロソフトの元最高執行責任者、ロバート・ハーボールド氏。仕事で訪れた北京、上海と米国を比較し、「どちらが先進国でどちらが発展途上国かわからなくなった」と綴った。中国主要都市のインフラが最新式で整備されているのに対し、ロサンゼルスは空港も道路も老朽化して荒廃。中国高速鉄道網は総延長8000kmを超え、2020年には1 万6000km以上にのびる計画で、その輝かしい功績は古びたアムトラックとは雲泥の差だと指摘した。
政府のリーダーシップについても、中国の5カ年計画をあげて「米国の議会と大統領が1つの5カ年計画に合意して実行に移すことなど考えられない」と断言。政府財政についても、「中国は数兆ドルもの外貨準備があるのに、米国はギリシャのような危機にさらされている」と嘆いた。技術革新についても、中国政府は中国科学院に莫大な資金を投入し、その結果、中国科学院が運営するすべての研究所では「優秀な科学者たちが世界レベルの研究を行っている」と指摘した。
以上のことから、ハーボールド氏は「米国は敗北しつつある」と認めたうえで、「米国を軌道に戻すための大改革を行う必要がある」と主張。「米国よ、目覚めるのだ!」と締めくくった。(翻訳・編集/本郷)
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