2011年7月15日、人民日報はまもなく開催される東南アジア諸国連合（ASEAN）外相会議、ASEAN関連外相会合で、南シナ海の緊張局面が緩和されるとの見通しを示した。

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ベトナム調査船への中国の妨害、そして中国が南シナ海での石油採掘を本格的に実施するとの観測に端を発した2011年の南シナ海対立。ベトナム及びフィリピンは中国に対抗する姿勢を示している。米国も同問題に関心を示し、関係国と合同演習を実施するなどの動きを見せた。

対立が続くなか解決の糸口が見いだせないままでいるが、今回のASEAN外相会議が一つのきっかけになるのではと期待が高まっている。注目を集めているのは議長国・インドネシアの役割だ。インドネシア紙ジャカルタ・ポストは、インドネシアは議長国として対立緩和に動くだろうと分析している。（翻訳・編集/KT）