Record China 2011年7月19日(火) 10時52分
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18日、北京と上海を結ぶ京滬高速鉄道が正式開業したことに合わせ、中国ではまもなく高速鉄道を題材とした国産アニメ「高鉄侠」を放送予定だが、これが日本の作品にあまりにも酷似しているとインターネット上で話題になっている。写真は「高鉄侠」のポスター。
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2011年7月18日、広大な国土の各地で高速鉄道の敷設が急速に進む中国で、2大都市の北京と上海を約5時間で結ぶ最高時速300kmの京滬高速鉄道が6月30日に正式開業した。これに合わせ、8月の夏休みシーズンからは高速鉄道を題材とした国産アニメ「高鉄侠」が全国100局以上で放送予定だが、これが日本のあるアニメ作品にあまりにも酷似しているとインターネット上で話題になっている。城市快報の報道。
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作品の“パクリ元”と指摘されているのは、新幹線を主人公としたアニメ「超特急ヒカリアン」。
製作会社の担当者は取材に対し、「放映開始していない作品につきコメントはできないが、予定の期日通りに放映をスタートする」としている。
ネット上では一般ユーザーが作成した6分間の「比較動画」が流通している。これによると、問題の2作品はキャラクターからストーリー、劇中に登場する路線図までが酷似。「高鉄侠」にはまだ音声が入れられていないが、これに「ヒカリアン」で酷似しているシーンの音声を当てると、見事なまでにはまってしまうという。そのあからさまな手法に、中国国内のネットでもさすがに、「メンツ丸つぶれ。なぜこんなにまでひどいのだ?」など、失望や嘲笑の声が挙がっている。
アニメ業界に詳しいというあるネットユーザーの話によると、国内のアニメ製作会社は政府からの補助金を受けることができる。この額は生産量に比例するため、各社とも質よりも量を重視している。最も効率が良く、横行しているのは既存の作品を“リメイク”することだ。
記事では、今月初旬に公開されたばかりの国産アニメ映画「魁拔(KUIBA)」についても触れている。ストーリーに関して言えば、80%は確かに「オリジナル」を標榜してもよいかもしれないが、キャラクターデザインなどのディテールについては、「ドラゴンボール」などの日本アニメから衣装のアイディアなどを“拝借”していると綴り、“オリジナルとコピーの境界線”について物議を醸したばかりと伝えている。(翻訳・編集/愛玉)
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