中国版新幹線、トラブル続きに業を煮やした?沿線で違法建築物取り締まりキャンペーン開始―中国

Record China    2011年7月23日(土) 5時56分

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19日、開業以来トラブル続きの中国版新幹線に関連して、中国政府は安全確保のため、沿線の違法建築物などの取り締まりキャンペーンを開始したことが分かった。写真は中国の高速鉄道。

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2011年7月19日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、開業以来トラブル続きの北京・上海間を結ぶ高速鉄道に関連して、中国政府は安全確保のため、沿線の違法建築物などの取り締まりキャンペーンを開始した。22日付で環球時報が伝えた。

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国家安全生産監督管理総局と鉄道部が7月中旬から下旬にかけて、北京・上海間を結ぶ高速鉄道1318kmの沿線で、違法建築物、危険物を生産する工場、鉱山、並びに爆破、採掘行為などについて全面的な調査を行う。

しかし記事は、「実際には高速鉄道沿線の違法建築物はすでにほとんどが取り除かれており、線路の両側50メートル以内には駅以外の建築物は見当たらない」と報じている。

また、北京・上海間の飛行機のチケット価格は高速鉄道の開通によって値下がりしたが、高速鉄道のトラブルが続出したことにより、現在は上昇傾向にあるという。(翻訳・編集/HA)

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