Record China 2011年7月24日(日) 17時54分
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22日、今月初めに独立した南スーダンとケニアを結ぶ原油の新パイプライン構想で、中国、米国、日本による資源争奪激化の可能性が指摘されている。資料写真。
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2011年7月22日、環球網によると、今月初めに独立した南スーダンとケニアを結ぶ原油の新パイプライン構想で、中国、米国、日本による資源争奪激化の可能性が指摘されている。日本の毎日新聞はこのほど、南スーダンでの原油事業拡大では「中国が一歩リード」と報道。しかし、南スーダンの政治情勢は依然不安定で、パイプライン建設は非常に困難との声も出ている。
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同紙は今月18日、「南スーダン:新パイプライン構想 原油事業狙う日本」と題する解説記事を掲載。隣国のケニアやウガンダでの油田開発事業参加に「中国、日本、米国系企業が意欲的」と伝えた。さらに、南スーダンでの原油事業を拡大する中国に、米国が警戒感を強めているとも指摘している。
しかし、新パイプラインの将来性については、建設技術やコスト負担が膨大になると予想される。仮に完成して生産が開始されたとしても、「価格面で国際競争力に欠ける」との指摘も。さらに、南スーダン当局が同構想を政治的駆け引きの道具にしているとの見方も出ており、情勢は依然不透明だ。(翻訳・編集/AA)
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