オーストラリアの中国人留学生は中国大使館に監視されている?大使館「3人で10万人を監視するのは無理」と否定―中国メディア

Record China    2018年1月18日(木) 6時50分

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17日、中国メディアの環球網によると、駐豪中国大使館は一部で流れている「オーストラリアの中国人留学生を監視コントロールしている」とのうわさを否定した。

2018年1月17日、中国メディアの環球網によると、駐豪中国大使館は一部で流れている「オーストラリアの中国人留学生を監視コントロールしている」との指摘を否定した。

記事によると、2017年10月にオーストラリアの政府関係者からオーストラリアの大学に対し、「中国の影響力に警戒するように」との呼び掛けがあった後、駐豪中国大使館が10人以上の新人議員を大使館に招いて食事を行った。その席で大使館は、「中国はオーストラリアの中国人留学生を監視コントロールしている」との非難について強く否定したという。

この食事会に参加した議員の1人は、「食事会全体は非常に楽しいものだった。中国の外交官は関係する懸念について強く否定していた」と語った。中国の外交官は「駐豪中国大使館には教育を担当する職員は3人しかおらず、オーストラリアに10万人以上いる中国人留学生を監視コントロールするなど、どうしてできるだろうか」と述べたという。

現地メディアによると、オーストラリアの政治家は各国の大使館を頻繁に訪問しており、中国大使館もオーストラリアの議員を招待して交流を楽しんでいるという。

17年後半から中豪関係は緊迫しており、オーストラリア国内では「中国の影響力浸透論」が高まっている。駐豪中国大使館は昨年12月、豪メディアによる批判的な報道について「冷戦思考と偏見に満ちており、典型的なヒステリーとパラノイアである」と批判している。(翻訳・編集/山中)

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