救援早期打ち切り疑惑に鉄道部が反論―中国

Record China    2011年7月31日(日) 19時38分

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中国高速鉄道追突・衝突事故の中でも最も不可解な一幕となったのが、事故車両の残骸を埋め立てたこと。鉄道部は早々に調査を打ち切ったとも批判されている。写真は28日、事故現場の信号設備を設計していた北京全路通信信号研究院による記者会見。

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中国高速鉄道追突・衝突事故の中でも最も不可解な一幕となったのが、事故車両の残骸を埋め立てたこと。鉄道部は早々に調査を打ち切ったとも批判されているが、2011年7月29日、中国鉄道部は救出活動打ち切りはデマだと否定した。30日、北米華字ニュースサイト・多維ニュースが伝えた。

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事故が起きたのは23日夜。翌24日朝には「生命反応はない」と生存者発見は絶望的と伝えられていた。現場を取材していた記者はマイクロブログで「救助活動は打ち切られた」と報じている。しかし、その後、残骸から少女の生存者が発見されたことで、十分な救助活動が行われなかったのではとの疑惑が浮上した。

29日、中国鉄道部の事故担当者は、人命救助を第一にしていたと反論。鉄道部関係者2000人、現地警察、軍、消防など3000人が動員され、負傷者を捜索。発見した場合、速やかに病院に送り届けたと主張した。また死者数を過少申告しているのではともささやかれているが、現時点で確認された死者数は40人であり、実名入りリストも公開中だと表明した。(翻訳・編集/KT)

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