Record China 2011年8月2日(火) 17時17分
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1日、中国雲南省の昆明市に今度はスウェーデンの家具大手「IKEA(イケア)」を店舗ごとパクったとみられる「偽イケア」が登場した。写真が問題の偽イケア。
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2011年8月1日、中国雲南省の昆明市に今度はスウェーデンの家具大手「IKEA(イケア)」を店舗ごとパクったとみられる「偽イケア」が登場した。ロイター通信の報道を基に毎日経済新聞が伝えた。
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記事によると、IKEAのパクリと指摘されているのは「十一家具」という名の家具センター。総面積1万平方メートル、計4階にわたる売り場はIKEAのイメージカラーである青と黄色を基調としており、各商品を実際の部屋のように配置したモデルルームやポップの使い方など何から何まで本物そっくり。カフェテリアが併設されているところまで似せてあるが、ここだけは本家名物のミートボールやサーモンの代わりに、中華風のメニューが並んでいる。
「十一家具」の売り場担当者、張雲平(ジャン・ユンピン)さん(22)は「顧客からIKEAについて聞かれることには慣れてしまった。だが、自分とは無関係。自分は顧客の利益を優先させることが仕事で、知的財産権などの問題は社長が考える問題」と話す。だが、肝心の社長からは今のところ、一切コメントが得られないという。
IKEAの公式ウェブサイトによると、中国本土では北京、上海、成都(四川省)、南京(江蘇省)などで9店舗を展開しているが、昆明には1店舗もない。「十一家具」で買い物をしていた市内在住の李(リー)さんは「本物の店舗で買った物を昆明まで空輸したいところだが、あまりにも大変すぎる」と話した。
昆明では先日、米アップル社の直営店「アップルストア」に外観から内装までそっくりな「偽アップルストア」が3軒も出現し、話題を呼んだばかり。(翻訳・編集/NN)
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