<中華経済>軽自動車販売10%減る、4大メーカーにシェア集中で新参組は苦戦

Record China    2011年8月4日(木) 6時46分

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3日、全国乗用車市場信息聯席会がこのほど発表したデータによれば、2011年上半期の軽自動車の販売台数は、前年同期比11%減の116.05万台だった。2年前には前年比79.7%もの大幅な伸びをみせた軽自動車市場だが、ついに陰りが見えはじめた。

2011年8月3日、全国乗用車市場信息聯席会がこのほど発表したデータによれば、2011年上半期(1〜6月)の軽自動車の販売台数は、前年同期比11%減の116.05万台だった。2年前には前年比79.7%もの大幅な伸びをみせた軽自動車市場だが、ついに陰りが見えはじめた。中国の各メディアが伝えた。

成長著しい軽自動車市場には、2010年頃から海馬・奇瑞・力帆・陝汽・東南汽車・北汽といった大手メーカーが続々と進出した。しかし販売シェアは大きく偏っており、今年上半期には上汽・長安・東風・一汽の4大メーカーだけで市場全体の95.4%を占める。

4大メーカーのうち、上半期にシェアを伸ばしたのは、上汽・東風・一汽の3社だった。上汽集団傘下の上海通用五菱微客の市場シェアは、前年同期の45.1%から49.1%に増加。東風集団傘下の東風小康は、同6.9%から11.6%に、一汽集団傘下の吉林汽車は0.5%から2.7%にわずかながらシェアを伸ばした。一方の長安集団は、傘下の長安汽車、哈飛汽車、昌河汽車の合計シェアが32%で、前年より7.9%落とした。

また販売台数でトップだったのは上汽で、前年同期比3.2%減の56.94万台だった。2位は長安集団で同28.7%減の37.16万台だった。上汽との販売台数の差は、前年同期の6.69万台から19.78万台に拡大した。一方、不振に苦しむ奇瑞開瑞は前年同期の2.78万台から29.2%減の1.97万台まで落ち込んだほか、海馬微客も同3.21万台から19.3%減の2.59万台にとどまった。(翻訳・編集/JX)

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