旧満州開拓団の慰霊碑、反日団体の男5人にペンキかけられる―黒竜江省

Record China    2011年8月5日(金) 4時48分

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4日、中国黒竜江省ハルビン市郊外の方正県で旧満州開拓団の慰霊碑に赤ペンキがかけられ、一部が傷付けられていたことが分かった。写真は満州開拓団問題の取材を阻止する現地の警察。

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2011年8月4日、中国黒竜江省ハルビン市郊外の方正県で旧満州開拓団の慰霊碑に赤ペンキがかけられ、一部が傷付けられていたことが分かった。京華時報が伝えた。

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事件があったのは3日午後3時15分(現地時間、以下同じ)ごろ。尖閣諸島の領有権を主張する「中国民間保釣(尖閣防衛)連合会」のメンバー5人が慰霊碑を傷付け、地元警察ともみあいになった。その後、同県公安局に引き渡され、尋問を受けた後に釈放された。5人は同8時40分ごろ、同県を離れ、北京への帰途についたという。

慰霊碑は「開拓団も日本侵略軍の被害者の一部」だとして、同県が70万元(約859万円)を費やして建てたものだが、ネットユーザーらが「これは国辱だ」などと強く反発していた。これに対し、同県の洪振国(ホン・ジェングオ)常務副県長は「後世に残し、これらの歴史を学んでもらうため」と説明している。(翻訳・編集/NN)

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