2011年8月5日、香港紙・星島日報によると、香港で進められている高速鉄道の工事が先祖代々の墓の風水を壊したとして地元村民が怒りを爆発させ、工事が中断する騒ぎになっている。中国新聞網が伝えた。

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風水騒ぎが起きているのは香港の八郷七星崗村。この地に暮らす劉（リウ）さん一族が、高速鉄道工事に墓の風水を壊されたことで、親族が次々と不幸に見舞われていると抗議している。中心になっているのは劉玉山（リウ・ユーシャン）さん（65）。劉さんは「病気になった親族は何人もいる。90過ぎの私の母親は急性肺炎で、老人ホームで亡くなってしまった」と怒りを露わする。

劉さんらによると、工事が始まる前の2009年、土地を管轄する役人に墓と風水の問題は相談済みで、工事責任者からも「墓と風水に影響を及ぼさない」との約束を取り付けていた。それが、フタを開けてみれば全く守られていないことが判明し、一族は工事を徹底阻止する構えを見せている。（翻訳・編集/NN）