<中華経済>中国製バス輸出、上半期は5割増=南米や中東で需要回復

Record China    2011年8月18日(木) 7時31分

拡大

17日、中国バス統計情報網のまとめによれば、2011年上半期の国内のバス販売台数は前年同期比9.73%増の23.12万台だった。総輸出台数は同32.7%増の1.24万台。輸出額は同50.59%増の38.6億元に達した。

2011年8月17日、中国バス統計情報網のまとめによれば、2011年上半期(1〜6月)の国内のバス販売台数は前年同期比9.73%増の23.12万台だった。国内のバスメーカー50社のうち29社が海外輸出を行っており、総輸出台数は同32.7%増の1.24万台。輸出額は同50.59%増の38.6億元に達した。中国の各メディアが伝えた。

安徽省に拠点を置く大型バスメーカーの安凱客車公司は、5月4日にサウジアラビアから大型バス3000台を受注した。契約金額は1.52億ドルで、先日に最初の800台を納入したばかり。同社の汪先鋒副総経理兼董事会秘書は、バスの輸出成長率は今後数年に渡って30〜50%が続くとの見込みを示し、「現在の輸出台数は販売全体の8〜10%程度だが、今後5年で20〜25%まで引き上げる」との方針を示す。

上半期のバス輸出市場について、西南証券の自動車アナリスト劉峰氏は「2年前の金融危機でバスの需要は激減したが、南アメリカや中東を中心にようやく需要が回復した」と語る。オーストラリアやマケドニアといった新しい市場に加え、ブラジル、インド、ロシアなど新興国への輸出も好調だった。しかし下半期の見通しについては、生産コストの上昇、関税などの貿易障害、排ガス規制や安全基準の厳格化などで、中国製バスの輸出を取り巻く状況はより厳しくなると冷静な見方を示している。(翻訳・編集/JX)



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携