「米ステルスヘリの残骸など見ていない」、中国国防部が技術盗用を否定―中国メディア

Record China    2011年8月18日(木) 10時51分

拡大

16日、中国国防部は、ウサマ・ビンラディン容疑者の急襲時に爆破された米ステルスヘリの残骸をパキスタン側が中国軍の技術者に見せていたとする海外メディアの報道について、「何の根拠もないでたらめ」と否定した。写真は米ステルスヘリの技術盗用を否定する説明図。

(1 / 2 枚)

2011年8月16日、中国国防部の新聞(報道)事務局は、国際テロ組織アルカイダ指導者ウサマ・ビンラディン容疑者の急襲時に爆破された米ステルスヘリの残骸を、パキスタン側が中国軍の技術者に見せていたとする海外メディアの報道について、「何の根拠もないでたらめ」と否定した。人民網が伝えた。

その他の写真

5月2日に行われたビンラディン容疑者の急襲に使われ、現場で爆破された米軍のステルスヘリは同月24日に米側に返還されているが、実は急襲から数日以内にパキスタン側が中国軍の技術者に対しヘリの残骸が残された現場に入ることを許可し、写真撮影を行わせたうえ塗料などをサンプル採取させていたと各国メディアが報じている。残骸の一部を中国側が持ち帰ったとの情報もある。

これについて、中国国防部は「何の根拠もない。全くのでたらめ」と否定した。パキスタンに残された米ステルスヘリの残骸が同国と友好関係にある中国に渡る可能性が高いことは、当初から欧米メディアが指摘していた。米シンクタンクの中国問題専門家は、ビンラディン容疑者の急襲に腹を立てたパキスタンが米国への報復として中国側に見せたとの見方を示している。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携