バイデン米副大統領のアジア歴訪に韓国含まれず、理由は「ハンマー国会」避けるため―韓国紙

Record China    2011年8月19日(金) 11時26分

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18日、韓国紙は、東アジア歴訪の旅に出たバイデン米副大統領の日程に韓国が含まれていないことについて、「自由貿易協定(FTA)の批准に良くない影響を与えると米側が判断したため」と報じた。写真はバイデン副大統領アジア歴訪の日程や議題に関する説明図。

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2011年8月18日、韓国紙・朝鮮日報は、東アジア歴訪の旅に出たバイデン米副大統領の日程に韓国訪問が含まれていないことについて、「自由貿易協定(FTA)の批准に良くない影響を与えると米側が判断したため」と報じた。中国新聞網が伝えた。

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記事は、米議会がバイデン副大統領の訪韓によりFTAの批准に良くない影響を与えると判断したため、訪韓には消極的な意見が出たと伝えた。また、ソウルの外交筋も「米側は副大統領が訪韓しFTAについて協議すれば、マイナスに作用する可能性が高いと懸念している」との見方を示している。FTAに反対する韓国野党や左派団体が、米側が副大統領を送り込み、韓国に早期批准の圧力をかけるつもりだと激しく抗議することは目に見えているというものだ。

また、この外交筋は、2008年12月に韓国の国会で米韓FTAの批准同意案上程をめぐり、国会議員がハンマーを振り回す騒ぎが起きていることから、「今回もなるべく刺激したくないとの心理が米側に働いた」との見方も示している。(翻訳・編集/NN)

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