立体交差橋に巨額を投じるも建造からわずか4年で「危険な橋」に―福建省泉州市

Record China    2011年8月21日(日) 6時58分

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19日、4年前に福建省泉州市に巨額を投じて建設された立体交差橋が倒壊事故などの重大な危険性がある「危険な橋」と鑑定されたことが分かった。

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2011年8月19日、中国国営ラジオ放送局・中央人民広播電台のニュース番組「中広新聞」によると、4年前に福建省泉州市に建設費2億元(約24億円)を投じて建設された泉州大橋南立体交差橋が、福建省住宅都市農村建設庁がこのほど行った橋梁検査で倒壊や交通事故などの重大な危険性がある「危険な橋」と鑑定された。

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橋は交差下部側道路の天井のセメントが摩耗して穴が開き、1メートル以上の鉄筋がねじれた状態で露出している。付近の住民は、毎日大型トラックが通過するときに大きく振動し、トラック上部が橋と擦れる際に生じる耳に突き刺さるような摩擦音に悩まされているという。

泉州橋梁管理所の関係者は、交差下部側の道路は一般的に上部の梁までの高さが4.5メートル以上になるように作るが、同橋では4メートルしかなく、設計が非常に非合理的であると指摘した。(翻訳・編集/中原)

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