<フィリピンバスジャック>1周年の追悼式典=アキノ大統領は謝罪を拒否―中国メディア

Record China    2011年8月25日(木) 9時38分

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23日、フィリピンバスジャック事件1周年のこの日、生存者と遺族はマニラでの追悼式典に参加した。一方、アキノ大統領はバスジャック事件はフィリピンの過失ではなかったと発言している。写真は10年8月29日、香港で8万人が参加したバスジャック事件抗議デモ。

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2011年8月23日、フィリピンバスジャック事件1周年のこの日、生存者と遺族はマニラでの追悼式典に参加した。一方、アキノ大統領は式典に参加しなかったばかりか、バスジャック事件はフィリピンの過失ではなかったと発言している。24日、中国新聞網が伝えた。

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昨年8月23日、フィリピン・マニラで、香港人観光客ツアーを乗せたバスが元警官に乗っ取られる事件が起きた。フィリピン警察は強行突入したが、制圧に手間取り人質8人が死亡する惨事となった。事件後、香港では8万人が参加する抗議デモが実施されるなど、国際問題へと発展した。

事件1周年のこの日、アキノ大統領は追悼式典会場からわずか数百メートルの場所で開催された海軍新型艦艇到着式典に参加した。人質事件については、「異常な犯人」の問題であり、フィリピンという国が危害を加えたわけではないとコメント。謝罪を拒絶した。

生存者の一人、李奕彪(リー・イービャオ)さんは、アキノ大統領の謝罪拒絶に激しい怒りを見せ、「最低限の要求である謝罪すらかなえられないとあっては、賠償に応じるはずもないだろう」と嘆いた。生存者及び遺族はマニラで人権派弁護士と会見。訴訟を見当している。また23日午後にはフィリピンの国会議員と対面した。(翻訳・編集/KT)

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